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日本の歳時記 Vol.7 「松の内」

 26, 2016 16:55
皆様、よき新年をお迎えの事とお慶び申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い致します。



さて、初詣も多くの方がすまされたことと思いますが、皆さん「おみくじ」を引かれましたでしょうか?

境内の木の枝や縄に、数多くの「おみくじ」が結わえてあるのを見かけますが、

この習慣は近年になってからのものです。

本来はおみくじは護符でもありますので、「吉」以上が出た場合は、

お財布などに入れ身近に持つか、神棚に納めるかし1年間お守りにするものです。

ですので、枝に結ぶのは「凶」が出た時です。この場合は利き手と反対の逆手のみで結びます。

なかなか結びにくいという事が「行」となり、行をもって身を祓うのです。

その後もう一度「おみくじ」を引きます。

皆さんの「おみくじ」はいかがでしたでしょうか?

私は、大吉がでましたので、神棚に納めました。なかなか好調な新年の始まりです。

omikuzi


そろそろ、お正月気分も抜けてきた頃かと思いますが、

15日の「小正月」までが「松の内」であり、お正月飾りを飾り祝う期間です。(京都を中心に)

まず7日までが「大正月」と言われており、地方によってはここでお飾りを外すこともあります。

7日には皆さんご存知のように、「七種粥」(ななくさがゆ)をいただきます。

七種はご存知ですか?

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(かぶ)、スズシロ(だいこん)です。

これら春の七種は邪気を払い、万病を除く占いとして食べます。

また御節料理で疲れた胃を休め、不足しがちなビタミンや栄養素を補うという効能もあります。



昔から年初に雪の間から芽を出した草を摘む「若菜摘み」という風習が日本にありました。

中国では「人日」の1月7日に、「七種菜羹」という7種類の野菜を入れた羹(あつもの)、

とろみのある汁物を食べて無病を祈る習慣があり、この2つの文化が融合しこの七種粥を

いただく習慣が定着したようです。

nanakusa


京都では20日ですが、11日に「鏡開き」をする地域が多いようです。

お正月に神様に供えた鏡餅を下げいただく風習です。

固くなった鏡餅は刃物で切らずに、木槌でたたき割ります。



15日の松の内最後の日には、注連縄(しめなわ)や門松を外して燃やし、小豆粥をいただきます。

燃やすのは、お正月に祖霊を迎えた依代(よりしろ)を燃やし、その霊を送りかえす儀式です。

京都では「左義長」(さぎちょう)と言いますが、一般的には「どんど焼き」でしょうか。



では、簡単な小豆粥の作り方をご紹介します。

4人分で、お米カップ1/2 ・ 小豆大さじ4 ・ 塩小さじ1/2 を用意します。

小豆は水戻しが必要ない手軽な豆です。

①小豆と水2.5カップを入れ、中火にかけ沸騰してから10分ほどゆで、

ゆで汁は捨てます。渋切りです。

②次に水3カップを加え弱火で40~50分ゆでます。食べてみて生っぽさがなくなればOK.

こちらのゆで汁は捨てないで下さい。

小豆は炊く時には水をたっぷり入れます。

少ないと表面がしわになり、あくまみれになりますので注意です。

③別の鍋に、洗い米と、小豆のゆで汁に水を足し5カップにしたものを加えて40~50分炊きます。

④小豆を加えて5分ほど炊き、塩を加えて出来上がりです。

焼餅をいれてもいいでしょう。

azukigayu


小豆は、五穀の1つ。大豆よりも小さいことから小さい豆と書き「あずき」と読みます。

赤色は、古くから魔を祓う色、高貴な色とされ信仰されてきました。

小豆のつややかで美しい赤色は、ハレの縁起食には欠かせないものです。

ぜひ、みなさんもお正月最後の松の内に小豆粥をいただき、邪気 を祓い、疫病を避け

一年を健やかにお過ごし下さい。

ライフクリエイター : 土田 彩華
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