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日本の歳時記 Vol.6 「仲秋の名月」

 26, 2016 16:53
日中は、まだ暑さの名残りを感じますが、随分と涼しくなりました。

数日前までは、空の高さや虫の声に秋の気配を感じいていましたが、

秋分を過ぎ、確実に太陽の光に季節の変化を感じとれるようになりました。

早まる夕暮れに、不思議に心が安らかになり、秋の夜長を楽しみたい気持ちになります。
urokogumo


秋の半ばを意味する「仲秋」は、旧暦の八月のことで、

現在の新暦(太陽暦)では九月頃を指します。

旧暦と新暦、よく聞かれると思いますが、どう違うのかご存知でしょうか?

旧暦は、月の満ち欠けを中心とした暦で、新月を一日とし、次の新月までを一カ月としています。

月の満ち欠けが1カ月ですので、十五夜が満月となります。

ただしこの方法だと、一年が短くなり、実際の季節との間にずれが生じますので、

「うるう月」を3年に1度つくり、調整をしていました。

ですので、新暦では15日の夜が必ず満月になるという訳ではありません。

ちなみに今年の「仲秋の名月」は、9月30日になります。
tuki


透明感きわだつ秋の夜空に凛と浮かぶ「仲秋の名月」は、昔から人々に愛でられてきました。

いにしえの中国では、天人が月から降りてくるとされ、果物や秋草を供える風習があり、

平安時代にその風習が日本に伝わりました。

お月見のお供えは、お団子とその頃収穫されるえだ豆や里芋、そして秋草です。

白く丸いお団子は月を象徴しています。

京都方面では、月を象徴する白いお団子を里芋の形にし、雲に見立てた餡をまいた形が一般的です。

この時期に、稲の収穫が行われる沖縄や九州地方では、

「名月祭」を、収穫を祝う「豊年祭」とし祝う地域もあり、

採れたばかりの稲穂も供えられるそうです。
24_9_3_3.jpg


月の満ち欠けに、古来より人々は生と死を重ね、月の光に永遠とよみがえりの力を感じてきました。

中国ではウサギが杵で付く物は、不老不死の霊薬とも伝わっています。

日本古来の「竹取物語」も、仲秋の名月に天人とともに帰る、清らかに美しく光輝く姫のお話しです。

幻想的な、秋の夜の満月に魅せられ、各地に多くの伝説が伝わっています。



古来より、いろいなイマジネーションを与えてきた仲秋の名月、

今年は、月の光に思いを馳せ、ゆっくりと見上げてみませんか?

きっと素敵な時間をすごせますよ。
wasitu

ライフクリエイター : 土田 彩華
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