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日本の歳時記 Vol.3 「竹伐会」

 26, 2016 16:47
今年は6月21日が夏至でした。

一年で最も昼の時間が長い日ですね。

皆さんも最近の日の長さを実感されていると思います。

さて、この時期に京都では竹伐会(たけきりえ)式という行事が行われます。

テレビなどでご覧になられた方もいらっしゃるかと思いますが、

簡単に言うと、青竹を切り落とすことで、厄払いをする行事です。

平安時代の初期、峰延上人が、当時人々を苦しめていた二匹の大蛇のつがいを

大威徳、毘沙門天の呪文により調伏したという故事より、

竹を大蛇に見立てて行われるようになりました。

江戸中期になると、東西に分かれて竹を切り落とす速さを競うようになり、

その勝負で、東側の近江座、西側の阿波座の両地の農作を占う行事へと変化しました。

日本の各地に伝わる勝負事の祭りには、このようにその地域の農耕吉凶を占う年占い的な要素や

予祝的な行事が多くみられます。

竹伐会式では、舞雅楽の奉納の後、竹の両端を切り落とすならわしを行い、

法衣姿に弁慶かぶりをした法師が、両座に2人1組となり分かれます。

そして檜扇の合図で、勢いよく山刀を振り下ろし、一節づつ三段に切り落とすのを競争し、

先に切り落とせた方が勝ちとなります。

切り落とした後の竹は、参拝者のお守りとなります。
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次に行われる有名な行事は、6月30日の夏越えの祓えです。

神社で茅の輪くぐりをしたり、「水無月」というお菓子をいただいたりします。

茅の輪くぐりや、「水無月」をいただくのは、暑気祓いや厄祓いの意味からです。

この「水無月」は、氷室の氷をまねています。氷室とは、冬場にできた天然の氷を溶けないように

保管する場所です。

そこに保管されていた氷を夏を無事に乗り切るためにいただくのですが、

昔は権力者のみが食することができた貴重な物でした。

もちろん庶民にとっては夏の氷などは高価で食べられるものではありません。

そこで、宮中の貴族にならって氷をかたどった菓子が作られました。

三角の形は氷室の氷片を表し、ういろの上に小豆をのせ固めています。

小豆も一緒にいただくのは、魔を祓う力があるとされているからです。
minazuki


こちらの写真は、京都「末富」の水無月の菓子で、葛と小豆で作られていました。


そして、7月いよいよ祇園祭の始まりです。日本三大祭の1つですね。

コンチキチンの涼やかな祇園ばやしを聞くと、いよいよ夏本番という気持ちになります。

次回は祇園祭りをご紹介したいと思います。

ライフクリエイター : 土田 彩華
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