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7月に入り、京都では祇園祭りが始まっています。

祇園祭りは鉾巡行がとても有名で、巡行が終わるとお祭りも終わりと思われていますが、

実は7月末まで、一ヶ月間に及ぶお祭りなのです。ご存知でしたでしょうか?

祇園祭りで行われる、有名な山鉾巡行は実はメインイベントではありません。

本来、八坂神社の祭礼は、神輿の渡御がメインイベントであり、山鉾巡行ではないのです。

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山鉾は町衆の雅な伝統文化で、

重要文化財級の装飾品の数々は、町衆の美意識・経済力の凄さを物語っています。

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       船鉾(ふねほこ)
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       函谷鉾(かんこぼこ) お供え厄よけちまきなど


さて、もともと山鉾巡行は、神輿の渡御に先駆けて、道程を清め祓うための巡行でした。

17日の鉾巡行が終わり、いよいよ夕方5時から八坂神社のご神体を乗せた三基の神輿が、

南楼門を出発し、それぞれの氏子の区内を回ります。

そして四条寺町の御旅所に到着し、一週間鎮座されるのです。

24日の還幸祭には、花傘巡行が行われ、再びご神体は神輿に乗られ氏子区域を巡行されます。

一旦、三条御供社に集まられ祭事が行われます。

その後、八坂神社へお帰りになられるのです。

7月29日には、祭りの終了を報告する神事済奉告祭が行われ、

31日に行われる、疫神社夏越祭をもち、祇園祭りのすべての行事が終わります。


京都は6月に入ると各町屋で、大掃除をし、建具の入れ替えが行われます。

畳の上のには、籐筵(とうむしろ)が敷かれ、足の裏がひんやりとしとても気持ちが良いです。

襖や障子は葦戸となり、透けて見える水うちされた坪庭の美しいこと。

葦の隙間を抜ける日差しや、風に、心洗われるようです。

7月に入ると、何とも優雅で涼しげな祇園ばやしが聞こえてきます。

各町屋では、美しく飾られたお座敷が道側の格子から見えることもあり、

その空間と装飾品の、凛とした気品あるしつらいはとても美しく、日本人である事が誇らしく思えます。

山鉾巡行前の装飾品を鑑賞しながら、町屋をめぐるのも、とてもおすすめです。

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雅であり、格式と伝統ある祇園祭りには、ご紹介したことがたくさんあり一度には

書ききれません。

まだ、祇園祭をご覧になられていない方、

観光局のまわし者の様ですが、本当に素敵ですので、ぜひ京都へお越しいただき、

実際に体感してみて下さい。


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ライフクリエイター 土田彩華



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今年もはや半年が終わろうとしていますね。

今回は6月30日に各地の神社で行われる「夏越の祓え」をご紹介いたします。

夏越の祓とは、半年分の穢れを払う行事であり、

神社で「茅の輪くぐり」をしたり、体の穢れを紙の人形に移し水に流す行事が行われます。

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「茅の輪くぐり」の茅(ちがや)は成長力が強く香り高い植物で、

生命力を促し、穢れを祓う力があるとされています。

この茅で大きな輪が作られ境内に置かれるのです。

さて、この輪のくぐり方には作法があります。

まずは輪をくぐり左に回り正面に、今後はくぐってから右に回り正面に、

再びくぐり左に回り正面に戻りくぐりぬけ、参拝します。

くぐる際には「水無月の夏越の祓する人は、ちとせの命延ぶというなり」と声をかけます。

ぜひ、皆様もお近くの神社へ半年の穢れを払いに参拝に行かれてみてはいかがでしょうか?


もう一つ、この日には「水無月」というお菓子をいただく習慣があります。

この「水無月」は、氷室の氷をまねています。

氷室とは、冬場にできた天然の氷を溶けないように保管する場所です。

そこに保管されていた氷を夏を無事に乗り切るためにいただくのですが、

昔は権力者のみが食することができた貴重な食べ物でした。

もちろん庶民にとっては夏の氷などは高価で食べられるものではありません。

そこで、宮中の貴族にならって氷をかたどった菓子が作らるようになりました。

三角の形は氷室の氷片を表し、ういろの上に小豆をのせ固めています。

小豆も一緒に頂くのは、魔を祓う力があるとされているからです。


こちらの写真は、京都菓子司「末富」の水無月の菓子で、ういろではなく上質な葛と小豆で作られていました。

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      京都ハイアットリージェンシーにてパーティーを開催した際の写真



そして、7月いよいよ関西では京都の雅な祇園祭が始まります。日本三大祭りの1つですね。

私達は、コンチキチンの涼やかな祇園ばやしを聞くと、いよいよ夏本番という気持ちになるのです。

次回は祇園祭りをご紹介したいと思います。

ライフクリエイター 土田彩華
風が爽やかになり、若葉も日毎に青さが増してきました。

今日は立夏です。夏の気配を感じられるようになりましたね。


さてもう一つ、5月5日は「子供の日」端午の節供です。

端午の「端」は「はじめ」という意味で、月の初めの午の日を端午と言います。

他に、菖蒲の節句や男の子の節句とも呼ばれています。

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小さな武者人形を飾ってみました。



もともとは陰暦の6月に行われていた節供で、

この月は古代中国では「悪月」凶の月とされ、

中でも5月5日は悪月の頂点とされました。

そのため、野に出て薬草を摘み、菖蒲や蓬を飾り、

菖蒲酒を飲み、菖蒲湯に浸かるなどし、災厄をはらいました。

やがて長い月日のなかで、子供の成長を願う祝日となってゆきました。

菖蒲酒
菖蒲酒。庭にある菖蒲をお酒に添えてみました。



端午の節供には「薬玉」(くすだま)を柱に掛ける、しつらいがあります。

夏をすこやかに過ごすために掛けられるもので、

香料や薬草を綿袋に入れ、五色の糸を長く垂らした物です。

5色の糸は、陰陽五行にちなんだ色で、

青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の色で、邪気を払う力があるとされています。

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写真:いつきのみや歴史体験館より 



この薬玉は、夏の間掛けられており、重陽の節句(9月9日)に茱袋(ぐみぶくろ)と掛け替えられるのです。


さて、くす玉は、とても良い香りがします。

浄化されるように感じられ、体の気の流れが良くなり、元気が出てきます。

このような素敵な日本文化を、日々の生活の中にも生かしていければと思います。

 
ライフクリエイター 土田彩華
もうすぐ雛祭りです。

「桃の節句」や「女の子のお祭り」としお祝いをする日ですが、

現在の新暦での3月3日はまだまだ寒い頃で、

桃の花も、菜の花も咲いていません。野遊びや磯遊びなどは寒過ぎて無理ですね。

本来は旧暦の3月(新暦の4月)

桃、菜の花、桜など春の花が一斉に咲き誇る暖かな頃になって行われていました。

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古くからこのような季節の変わり目を「節日」と呼び、

季節の変わり目ごとに、水辺で体を清め、穢れを流してきました。

雛祭にも「流し雛」という紙雛を桟俵に乗せ川に流す行事がありますが、

これは川辺で穢れをうつした形代(かたしろ)を川に流す風習から来たものです。

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桟俵

また子供の無事な成長を願い、赤ちゃんの枕元に天児(あまがつ)や這子(ほうこ)という人形を置き、穢れや災厄を祓う身代わりとする風習もありました。
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天児
ホウコ
這子

平安時代の貴族の女子のままごと遊びをひいな遊びと呼びましたが、この遊びと形代信仰が結びき、雛人形の原型ができたと言われています。

一対の雛人形とし、現代のスタイルになったのは江戸時代のことです。


では、お内裏様の男雛・女雛の飾り位置は左右どちらに置くのが正しいでしょうか?

日本では昔より左が上位でしたので、御所における天子の玉座の位置は左側です。

ですので、雄雛は左側。

明治になると、日本に西洋の右上位の文化が入ってきました。

大正天皇が、この西洋スタイルに倣って、皇后陛下の右側に立たれました。

また昭和天皇も右側に立たれ、その際に撮影された写真を多くの国民が見ることになりました。

その後、東京の人形問屋で雄雛の立ち位置を変え、雛人形を売り出します。

それが、全国の商店・デパートなどで売りに出され右上位の飾り方が広がったという説もあります。

ですので、どちらに飾られても間違いではないのです。

我が家では、左上位で雄雛が雌雛の左側に。私達から見て右側に飾ります。

さて、皆さんはどのように飾られてらっしゃいますでしょうか?

信州田中家のお雛様
豪商信州田中本家の雛人形 素敵なのでご紹介。


ライフクリエイター:土田彩華


節分祭が近づいてきましたね。

今年は「たねや」さんの「富久豆」(ふくまめ)を購入しました。

「富久豆」には、砂糖がけしたいり豆と、お多福さんのお面が入っています。

『白い面に紅をひき、微笑みもやさしいお多福さんは、

古くは阿亀(おかめ)とも呼ばれていた働き者にちなむお面であり、

その微笑みが福を呼ぶとし、節分には鬼の面と対になる縁起物にもなっています。』

との説明書き。

福がきますようにと、赤の折敷にヒイラギと大豆と共に飾ってみました。とても可愛らしいお面です。

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節分については、昨年コラムに書きましたので、( 「Let's cook Vol.6 節分」をご覧ください。)

今回は、節分祭と同じ頃に行われる「初午祭」(はつうまさい)についてご紹介いたします。

初午祭とは、2月最初の午の日に、京都・伏見稲荷を御本社にあおぐ、全国のお稲荷様のお祭りの日です。

大神が降臨された事にちなむ大祭で、「福参り」、「初午詣で」とも呼ばれ、とても賑わいます。

また、節分祭とも併せて行われていることもある祭ごとです。



では、「午の日」というのは何かご存知でしょうか?

「午」は十二支の午のことです。

十二支は、「巳の年」というように年を表しますし、その他に方角、日、時間を表すのに用いられます。

日に関しては、12日ごとに1年間をまわりますので、毎年初午は日にちが変わり、今年は2月9日です。

人々は初午の日に、初午詣(はつうまもうで)を行い、農家は五穀豊穣、商家は商売繁盛、

その他は子孫繁栄、長寿、家内安全、などあらゆる祈願をします。



本来、2月は旧暦のお正月にあたります。2月の立春からが新年です。

毎年初午の日にちがかわりますので、立春の前ですと年末となり、後ですと年始の行事となるそうです。

ちなみに節分は、立春の前日に行いますので、大晦日の行事でした。

京都では、年越しそばではなく、塩いわしをいただいていたそうです。



最後に、2月初めにいただく歳時記のお料理で簡単な物をご紹介いたします。

①畑菜の辛子和え (水菜でもいいです)

畑菜をさっと塩ゆでし、冷水に取り、巻きすで水気を絞ります。3センチの長さに切り

だし大さじ1、淡口醤油小さじ1~1・1/2(お好み)、練り辛子小さじ1で合えます。

(辛子を入れるのは、お稲荷さんの「キツネにだまされないように」だそうです)

②いわしの梅干煮

いわし(8尾)は頭と内臓をとり、水洗いし、キッチンペーパーで水気をふきとります。

いわしが重ならないように左を頭にし鍋に並べ、しょうが薄切り5g、酒50ml、米酢小さじ1、に

いわしがひたひたにかぶる程度に水を足し、中火にかけます。

アクを取った後に、弱火で5分。梅干し1個、みりん小さじ2、砂糖大さじ1・1/2を加え10分。

しょうゆ小さじ1を加え10分。 梅干しにより塩分が違うため、最後に味見をし塩気を調整します。

(強火でぐらぐらしない事。最後までお箸などで触らない事、皮がめくれてしまいますのでご注意下さい)
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③炒り大豆の茶御飯

節分に販売されている炒り大豆1/4カップ、洗い米2合、ほうじ茶380ml、塩小さじ1で炊きます。

ほうじ茶は大豆に水分を取られるため、通常の水かげんよりも1割多めにします。

とてもあっさりとし美味しいメニューですので、ぜひ、召しあがってみて下さい。

もう一品欲しい方は、この時期とても美味しい蕪で、かぶら蒸しがおすすめですよ。
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※近江八幡の和菓子屋「たねや」 今、とても注目されている和菓子屋です。
詳しくはこちらをご覧ください。http://taneya.jp/group/company/ceo.html
※伏見稲荷大社 http://inari.jp/

ライフクリエイター:土田彩華

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